
フィンランドでは、12月24日、25日、26日の3日間は祝日で連休となります。特に、24日のクリスマスイブと25日のクリスマス当日は、ほとんどの施設が休業となります。
しかも、25日に限っては午前11時頃まではほぼ公共交通機関が動きません。
クリスマスマーケットも終わってしまったし、せっかく旅行に来たのにこの連休をどう過ごそうか…と途方にくれていませんか。そこで! このクリスマス期間をどう乗り越えたらよいのか、考えてみました。
1)スーパーマーケット巡り
12月24日と25日は、マリメッコやムーミンショップ、ストックマンなどお買い物スポットはどこも休業です。開いているお店といえばスーパーマーケットくらいです。この機会に、じっくりとスーパーマーケットを観察してみましょう。なにか新しい発見があるかも!
中央駅周辺エリア
S-Market Sokos Helsinki
中央駅西側、ホテル ソコス ヴァークナの地下にあります。
24日25日も24時間営業。
K-Supermarket Postitalo
同じく中央駅西側、郵便局が入っている建物1階です。
24日は9時から20時、25日26日は10時から21時まで営業。
ルオホラハティエリア
K-Citymarket Ruoholahti
メトロのRuoholahti駅またはトラム8番線のすぐ近くにあります。こちらは中央駅周辺のスーパーより格段に大きなハイパーマーケットです。家電やおもちゃ、化粧品や家庭装飾品などもあります。タイミングによってはマリメッコやアラビア・イッタラの食器が安く売っていたりします。
24日25日26日も24時間営業です。
2)街の散策
A) スオメンリンナ島散策
元要塞、世界遺産でもあります。マーケット広場の乗り場から、フェリー(19番)で片道15分。先端まで散策するのであれば、滞在一時間以上はみてください。ただ、今の季節は激寒なので乗ってきたフェリーの次の便に乗る感じで散策すると良いでしょう。島内にトイレはありますが、カフェや博物館は閉まっています。港の近くにスーパーがありますので、そこでコーヒーなど温かい飲み物を買うことができます。
フェリーの本数が少ないですから、HSLアプリなどで事前に時刻表を確認しておくことをお勧めします。
B) セウラサーリ島散策+シベリウス公園+カフェレガッタ
セウラサーリ島には橋がかかっており、バス(24番)で気軽に行けます。冬場、野外博物館は閉まっていますが、古い建物群は外からなら見ることができます。自然が豊富で、野鳥やリスなどを間近で見られます。こちら敷地内のカフェはクリスマス連休中は閉店しているでしょう。バーベキューエリアがありますから、ソーセージと火起こしに必要な道具持参すればそこでお食事も可能。付近にトイレはあります。
セウラサーリ島から帰る途中でバスを下車すると、シベリウス公園に行くことができます。モニュメントを見たあとには、カフェレガッタに寄って一休みしてください。レガッタは通年オープンです。カフェレガッタでも焚き火でソーセージを炙って食べることもできます。こちらの方が手軽ですね。
レガッタは24日9時から16時、25日26日10時から21時の営業です。
3)サウナ
Allas Seapool
マーケット広場近くにある電気サウナです。温水プールも併設です。通年営業。
24日8時から16時、25日10時から18時、26日9時から20時営業。
Kuusijärvi
ヘルシンキ中心部からバスで1時間弱、お隣ヴァンター市にある超人気スモークサウナです。電気サウナもあります。日本のTVにも何度もお目見えしている有名所です。眼の前に湖があり、そこで体を冷やすことができます。今湖は凍っていますが、入れるように氷を割ってあります。こちらも通年営業、クリスマスも時間は変更になっていますがオープンしています。
スモークサウナは、24日11時から15時30分、25日13時から20時30分の営業となっています。カフェと電気サウナは営業時間がもっと長いです。詳細はKuusijärviのウェブサイトでご確認ください。
4)フィンランド有名人のお墓参り
ヒエタニエミ墓地はフィンランドの青山墓地とも言われ、多くの有名人が眠っています。こちらの墓地ではそういったツアーもやっているくらいで、誰でも入ってお参りができます。クリスマスの時期は家族のお墓参りする方も多いようで、にぎわっているかもしれません。
日本人にも知られている方だと、アルヴァ・アアルト、トーベ・ヤンソンなどのお墓があります。
少しでも参考になればうれしいです!
メリー・クリスマス!!
作成:2023年12月23日