フィンランドのお土産(食品編)

フィンランド旅行のおみやげといえば、まず最初に出てくるのがチョコレートということで、前回はファッツェルのチョコを中心にご紹介しました。

フィンランドのお土産(チョコレート編)

引き続き、自分が一時帰国する時や、家族が来た時に買ったおみやげをご紹介します。今回は、チョコレート以外でおみやげにできそうな食べ物を取り上げてみました。

ジャム類と蜂蜜

上はイチジクのジャム、左は蜂蜜、そしてクラウドベリーのジャム(種を取り除いたもの)。

やはり人気なのが、ブルーベリーなどのベリージャムです。ですが、なにしろガラス瓶に入っているのがほとんどなので、重いです。そこで私の家族が選んだのが、プラスチック容器に入ったもの。

Hillo ヒッロと書かれているものがいわゆるジャムで、比較的ゆるいです。上の写真のイチジクジャムは Marmeladi マルメラディ=マーマレードで皮も含めて調理してあり、ヒッロに比べるとぽってり感があります。

上の写真右のガラス瓶に入っているものはラッカ(クラウドベリー)のジャム。ラッカはラップランドでしか育たないと言われるベリーです。写真に写っているこのジャムは、種を取り除いてあるもので食べやすいです。ほぼ同じデザインのボトルで、種ありのものも売っています。

ラズベリージャム(マーマレード)

去年以前はこのラズベリーマーマレードに加えブルーベリーバージョンもあったのですが、今年は見かけていません。ほかには、オレンジ、青りんご、プルーンなどがあります。

ブルーベリージャム。

ポルヴォーの会社が作っているブルーベリージャムです。スーパーだと置いていないことがあるかもしれませんが、ストックマンデパートの地下食料品売り場には置いていると思います。この会社はジャム以外にも、蜂蜜も作っています。同じ容器に入った蜂蜜を、ストックマンで見たことがあります。

ボトル入り蜂蜜(小)。手のひらサイズです。

写真だと大きく見える、この蜂蜜ボトルですが、実は手のひらサイズです。そして、そんなに重くない。デザインもかわいいです。木製のハニーディッパーを添えて、お土産にしてもいいかもしれません。木製ハニーディッパーは、マーケットやおみやげ物屋さんで買うことができます。

オーガニック蜂蜜、チューブ入り。

LUOMU=オーガニックです。こちらは、オーガニック蜂蜜。チューブ入りで手軽です。フィンランドでは、砂糖代わりにコーヒーや紅茶に蜂蜜を入れる人が多くいます。カフェには、シュガーポットの横に一回分の小さな蜂蜜スティックが並んでいたりします。おうちでコーヒーを飲む時には、こういうチューブ入り蜂蜜が便利です。

フィンランド国旗マーク付きは、国産品です。

せっかくなら、フィンランド製品を買っていっていただきたい。そこで注目していただきたいのが、フィンランド国産マークです。下記の写真中央にある、白鳥さんマークがそれです。白鳥さんの体部分にフィンランド国旗が施されていますね。このマーク、いくつかバリエーションがありまして、ポールに立つ旗だったり、ふたつ広がる葉っぱ国旗付き(一番最初の写真右のジャムにあります)だったりします。いずれもフィンランド国旗がデザインされているのでわかると思います。

キシリトール

キシリトールといえば、フィンランド。キシリトールは、フィンランドの歯科医によって発見されました。

キシリトールのタブレットです。

キシリトールというと、ガムが思い浮かびます。スーパーに行くと、たくさんの種類が並んでいます。子ども向けには、ムーミンのデザインが施されたパッケージもあります。

ガムを食べない人には、こちらのタブレットはいかがでしょうか。いずれも、キシリトール100%です。バラマキ用には左のムーミンデザインの小箱が手軽かもしれません。右のプラスチックボトルの方は、たっぷり食べられます。おうちやオフィスに置いて、食事やスナック後に食べるといいですね。スナフキン柄のものは、梨味です。フィンランドには、意外と梨フレーバーが多いです。ボトルのほうは、ほかにも何種類かのフレーバーがありますが、全部がムーミンデザインではありません。

その他

先に挙げたもの以外にも、いろいろあります。

カップスープです。上がサーモン味、下がアンズタケ味。

意外と人気のカップスープです。何種類かのフレーバーがあります。そのなかでもフィンランドっぽいのがこの写真の二種類。これ以外にもキノコ味というのもありますので、そちらもおみやげには良さそうです。

アンズタケ風味のビスケット。

アンズタケ味のビスケットです。ほかにも数種類の味があります。ご覧のように、ファッツェル製です。右上に、国産を示すフィンランド国旗マークが付いています。
アンズタケ繋がりでは、ポテトチップスのアンズタケ風味が出る時もあります。秋のきのこシーズンに発売になることが多いです。

写真は撮ってないので現時点で掲載することはできませんが、マスタードをおみやげにすることもあります。私は、Turun sinappi トゥルンシナッピや Auran sinappi アウランシナッピというブランド名のものを買うことが多いです。チューブ入りは大小のサイズありです。ボトルのものもあります。辛さは mieto マイルド、Tulinen 辛い、とても辛いがあり、それに加えて Makea 甘いというものもあります。甘いのは、辛くないという意味ではなく、本当に甘いです。これが意外と美味しくて、癖になるのです。でも、日本の家族(シニア)には受けがよくなかった、ということはお伝えしておきます。

そのほか、フィンランドといえば世界一まずい飴と言われるサルミアッキも有名なのですが、これを美味しいと言った日本人には今まで会ったことがありませんので、特にお勧めはしておりません。ネタとして、気心が知れた方に差し上げるのは良いかもしれませんね。スタンダードなキャンディのほか、サルミアッキ味のお酒、サルミアッキ味アイスクリーム、アルミアッキ入りチョコレートなど、サルミアッキ製品の種類は豊富です。