ヴァップ(5月1日 メーデー)は祝日で休業多数。ヘルシンキでの過ごし方


ゴールデンウィーク中にフィンランドにいらっしゃる方は、5月1日のヴァップとその前日の施設営業時間を知っておくと、行動がしやすいでしょう。

こちらは、2025年4月15日時点での情報です。


5月1日木曜日は祝日です。
その前日、4月30日は平日ですが、どこもお店は夕方までに閉まります。
お買い物は、4月30日の夕方までに済ます、もしくは5月2日以降にしましょう。

フィンランドの祝日は、特に生活に大きな影響がないものと、ヴァップのようにどこの施設もほとんど休業になるような大きなものがあります。

ヴァップの場合は、スーパーマーケットこそ時間短縮で営業するところが多いですが、デパートやショッピングセンターは休業が多いです。小売店、美術館・博物館、政府関係施設はまず、休業です。

5月1日 ヴァップ はほぼどこも休業


以下、すべて5月1日は休業です。(2025年)

・ストックマン
・マリメッコ本店(Mikonkatu)
・マリメッコ カンッピ店
・マリメッコ アレクシクルマ店
・マリメッコアウトレット タンミスト(Vantaa)
・アラビアデザインセンター
・イッタラ&アラビア エスプラナディ *4月30日は短縮営業
・アテネウム美術館
・キアズマ
・ヘルシンキ・シティミュージアム
・Oodi 図書館
・コティハルユンサウナ

かもめ食堂についてはオープンするらしいような感じです。ご確認ください。


5月1日 ヴァップに オープンしているところもある


セウラサーリ *野外博物館は5月15日〜。島内は一年中散策可能。建物外観だけでも見る価値あり。
カフェ レガッタ
クーシヤルヴィ スモークサウナ *カフェではランチビュッフェも提供しています。
リンナンマキ遊園地 
スオメンリンナ要塞 ビジターセンター など。博物館やカフェは要確認。
ヴァッリサーリ島 !注意! ヴァッリサーリ島へは HSL チケットでは行けません。

そのほかにもオープンする店舗や施設があるようです。詳細は、直接施設へお問い合わせください。 

では、どう過ごしたらいいの?


フィンランド人は、ヴァップの日にはピクニックに行きます。スナックやシマと呼ばれる低発酵ドリンクを持って公園で家族や友人たちとゆっくり過ごします。シマは低アルコールとノンアルコールがあり、お店でも気軽に買えます。現地の人は、自分で作っている方も珍しくありません。5月1日だとその年によって寒い時もありますが、今年2025年は比較的暖かいですしお天気が良ければ最高のピクニックになりますね。

ピクニックの人気スポットは

カイヴォプイスト公園
スオメンリンナ島
エスプラナディ公園


などなど。レジャーシートなど忘れずにお持ちください。朝露などで草が濡れているかも。

そのほか、グリルの設置されている森や屋外施設なら、マッカラ(ソーセージ)を焼いたりもできます。森に行くのも食材用意するのも面倒な方は、カフェ・レガッタへ行きましょう。手ぶらで行ってマッカラ焼けます!

そして、夕方の締めはサウナで!




スーパーに行くと、このお菓子を見かけると思います。ティッパレイパという、ヴァップの時期に出回るものです。揚げ菓子で、上には粉砂糖がかかっています。

この写真はこの間インスタに上げたものの流用なんですが、そこにいただいたコメントに「かりんとうのよう」とあって、それだ!と思いました。まさにそんな感じです。チョコレートで有名なファッツェルからも、ティッパレイパは発売されています。それだと生地がもっと細いので、ちょっとかりんとうっぽさは少なくなるかもしれませんね。

機会があったら、試してみてください。

この写真だとイースターにティッパレイパと誤解を受けるかもしれませんが、イースター時期に食べるデザートはマンミです。ティッパレイパは、ヴァップ(5月1日)の時期のものです。

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