イースター(復活祭)ですが、ウィキベディアによれば「春分の日あとの最初の満月の次の日曜日」で、毎年変更になります。2025年であれば4月20日です。ヘルシンキのイースターホリデイはイースターサンデイ前後の金曜日から月曜日。このホリデイ期間は学校や仕事などお休みになるところも多いです。
フィンランドをはじめ、ヨーロッパのイースターホリデイでは、どこのお店も閉まってしまって、行くところがない・・・というような話を聞いたことがあるかと思います。
ですが、フィンランドにおいては、近年ちょっと事情が変わってきています。2016年の2月に法律が変わっていて、営業時間を長くしたり日祭日でもお店が開けるようになっています。
ショッピング
結論から言うと、イースターホリデイの間でも、スーパーマーケットやデパート、ショッピングセンターはオープンしています。そのほか、チェーン展開しているような大きめの規模の小売店はオープンするところもありますが、服飾関連については金曜日、日曜日と月曜日は休業するお店が多く見られます。
イースターホリデイ中お店を開けていても、短縮営業のところが多いです。オープン時間は、お昼から夕方までのところがほとんどです。短縮営業時間になるのは主に金曜と月曜。土曜日は通常営業ですが、もともと週末は営業時間が短いです。イースターホリデイの間は、休業もしくは週末スケジュールと同じと思っておけばよいでしょう。
マリメッコ本店(Mikonkatu)およびヘルットニエミアウトレットは、金曜日、日曜日、月曜日いずれも休業です。土曜日は通常営業です。他の店舗の営業時間などにつきましては、マリメッコのウェブサイトでご確認ください。
アラビアデザインセンターのショップは、金曜のみ休業。土曜日は通常営業。日曜、月曜は12時から16時オープン。博物館は、改装のため現在休業中です。
エスプラナディのイッタラ&アラビアショップは、土曜が通常営業、そのほかの日は短縮営業ですが12時から16時までオープンです。
ストックマン、カンッピショッピングセンター、フォルムも、土曜通常営業、そのほかは短縮営業です。いずれも、12時から18時の営業です。
屋内フリーマーケット・リサイクルショップ、ヴィンテージショップは、土曜日を除き休業が多いでしょう。ヒエタラハティフリーマーケットは、5月4週目あたりからです。そのほか、セカンドハンドマーケットとしてリサイクルショップが複合展開している店舗は、イースターホリデイ中もオープンと案内されています。
それ以外にも、単発のフリマイベントなどが5月初旬以降の週末に開催されることがあります。詳細は、フェイスブックのイベントサーチなどで探すことができます。
美術館・博物館
アテネウム美術館、キアズマ、ヘルシンキ市立美術館(HAM)などの美術館は、いずれも金曜と月曜が休館です。土曜日曜はオープン。美術館、博物館は、もともと月曜休館がほとんどです。
国立博物館は改装工事のため、2027年まで休館です。
デザイン博物館はイースターホリデイ中もオープン。時間などについてはサイトを確認ご確認ください。
教会などの宗教(キリスト教)関係施設
イースターはキリスト教の祭日なので、教会は開いています。この期間はミサなど宗教行事を行うのがメインです。信者のみ入場可能な時間も多く、観光客が入場できない場合があります。
サウナ
サウナは、通常通り営業のところが多いようです。
ロウリュ、アッラスシープール、郊外のクーシヤルヴィは、特に時間変更についてのアナウンスはされておらず通常営業と思われます。ですが、念のためウェブサイトで確認したほうがよいでしょう。
ポストカードのデザインにもなっているサウナの老舗 コティハルユンサウナ、人気のクルットゥーリサウナは、イースターホリデイ中は休業です。
その他の施設
中央駅近くのヘルシンキ中央図書館 Oodi は、土曜日のみ通常通りオープンします。金曜日、日曜日、月曜日は閉館です。
そのほかのイベント情報は、フェイスブックや Visit Helsinki などのイベントサーチから探すことができます。
休みを気にせず行けるところとは!
日曜、祝日であっても楽しめるって?
それはやっぱり、自然です。オープンアワーを気にしなくても、楽しめる自然がヘルシンキにはたくさんあります。
まず、いちばんのお勧めは、ユネスコ世界遺産のスオメンリンナ要塞です。こちらは、一年中フェリーが運行しています。スオメンリンナには、在住者たちがいますので、フェリーは真冬でも運行です。博物館やカフェに入らず、ただお散歩だけなら朝早くから夜遅くまで、好きな時間に行くことができます。フェリーに乗る時間は、15分。季節や曜日によって運行頻度は変わります。ヘルシンキ交通局のアプリで、事前に時刻を調べておくと良いです。南端まで行くのなら、島内見学に1時間半ほど時間をみておくのがお勧めです。
セウラサーリの野外博物館は、5月15日からオープンです。イースターホリデイ中は博物館が閉まっていて、建物の中には入ることができません。ですが、その周辺を散策するだけでも、じゅうぶん楽しめます。野外博物館は、昔の建物をフィンランド各地から集めたものです。今はもうここでしか見られない建物は、外観だけでも雰囲気があります。森まで出かけて行かなくても、ここで自然を感じることができます。セウラサーリに行く途中の橋のたもとには、カフェ・ミエリッツがあります。こちらは、土日と祝日の12時から17時までオープンです。
あとは、南の海岸線とカイヴォプイストのお散歩もお勧めです。この近くには、映画「かもめ食堂」と、「雪の華」のロケ地になったところも点在します。お天気がよかったら、ぜひ歩いてみてください。
そのほか、こちらに掲載していなくても、楽しめるところは数多くあります。
午後はお店などの施設が開きますので、午前中に自然散策をすることをお勧めします。
そして、午後からはサウナがいいかもですね!
Hyvää pääsiäistä!!
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